管理人: セブンヒールズ
都内で税理士事務所を開いている34歳。趣味はPCと海外旅行。仕事関係で知った『会員制クラブ』の存在に個人的に大変興味を持ち、情報収集の傍ら、手始めに当サイト制作にいたった。現在は特にどこの会員制クラブにも所属はしていないが、いずれは入会することも検討中。また何か新たな情報が手に入ったところで追記していく予定。よろしくお願いします。

富裕層から爆発的な人気を得る2つの富裕層向けプライベートクラブ、“ゆかし(YUCASEE)”と“六本木ヒルズクラブ”。90年台、バブル景気が夢と散り、不況と言う言葉を聞かぬ日はない2000年台に入ってから相次いで誕生した会員制クラブだ。バブル崩壊前夜に乱立した『入会していることが価値』の会員制クラブが軒並み姿を消していくのを横目に、この2つのクラブは、富裕層が本当に欲しい“価値”に耳を傾け、真摯に提供し続けてきた。結果、両クラブともいまだ会員数を伸ばし続けている。この2大コミュニティを比較・検証し、富裕層にとって最も『価値のある』クラブの在り方を追求していきたいと思う。

2006年に誕生した、純金融資産1億円以上を有する富裕層の為の会員制プライベートクラブ。入会基準は“富裕層であること”。会員は主にインターネット上のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で交流する。会員総数は非公表だが、2010年に会員の総資産額が1兆円を超えたことが話題に。
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2003年に東京都港区に六本木ヒルズが建設されたと同時に設立された会員制クラブ。森タワー51階のワンフロアを占め、8つの飲食店から構成されている。入会には森ビルの審査がある。会員にはIT関連企業の経営者や幹部などが多い。ハイアット・ホテルズ・アンド・リゾーツが運営。
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|---|---|---|
| 主な構成メンバー | ■ 経営者、会社役員 |
■ IT関連企業の経営者、役員 ■ 投資家 ■ 政治家 ■ 『ヒルズ族』と呼ばれる人たち ■ 30代~40代がメイン ※2009年5月時点での会員数は3,300名超え |
| 入会条件 | ■ 純金融資産1億円以上であること。 |
■ 入会金126万円、預託金50万円、年会費18万9千円。 ※MORI LIVINGに入居中の期間に限り、入会金・預託金不要の月会費のみ |
| 主な催事 | ■ 毎月1、2回の会員限定のパーティへの招待。 ■ 会員各位の交流を促進する豊富なイベント。他 |
■ 年1 回メンバーズパーティへの招待。 ■ 会員各位の交流を促進する豊富なイベント。他 |
| 入会メリット | ■ 富裕層の書き込んだ様々な口コミやレビューが見られる。(資産運用、不動産、相続、旅行、教育、グルメ、社会貢献など) |
■ 森タワー51階フロアの利用が可能。 |
| 懸念点 | ■ 入会審査が厳しく、入会希望者全体の1割程度しか入会を許されない。 |
■ 会員限定で利用できるレストランやホテルなどの施設は無料になるわけではなく、それなりの価格を支払わなければならない。 ■ 押尾学氏が会員だったこともあり、品位には疑問点が。 |

クラブに何を求めるか?シンプルだがそれが2つのクラブの違いだ。
“価値ある情報”を求めるなら断然ゆかしだろう。たとえば資産運用について。ゆかしでは、限られた者しか投資できない海外一流ヘッジファンドの購入方法など、一般には手に入らない情報が日々入手できる。『ストックした資産をいかに低リスク高リターンに運用するか』は、富裕層共通の悩みだが、そういう人たちにとって、ゆかしで手に入る資産運用に関する情報は大変貴重だ。
他にも、教育、不動産、芸術、グルメ、社会貢献など、富裕層のレベルに見合った価値ある情報をいくらでも仕入れることができるのが、ゆかしである。
また、六本木ヒルズクラブに比べて、交流会やイベントが頻繁に行われているのも特長だ。そこで知り合った会員同士で新たなビジネスモデルを描いたり、かけがえのない相談相手となったり。“人脈”を築きやすいのもゆかしだろう。
一方、“場”を手に入れたいのなら、六本木ヒルズクラブで間違いない。ヒルズタワー51Fからの絶景を眺めながら、一流シェフが腕を振るった料理をいただく。この空間を利用する権利がある、という特別感は、富裕層だからこそ味わえる特権だ。
また、ヒルズ族と言われるIT長者や俳優、タレントなども多く利用しているため、思わぬ出会いや交流も期待できるかもしれない。
“情報”“人脈”“場”…。会員制クラブを検討するときは、知名度よりも、入会することで何を得たいかが一番大事だ。


マネーコンシェルジュvol.33/雑誌
『いつかは手に入れたい・・・夢に値段をつけるなら』特集
会員構成などのゆかし概要と、会員のみが受けられるプレミアムなサービスの内容をかいつまんで紹介。
セオリー2010.vol.2/雑誌
『いまどき富裕層集める「高級会員組織」の秘密』特集
日経MJ 2009.11.18
高級ブランド(エルメス、ジャケ・ドロー等12のブランド)とゆかしの合同企画の模様を掲載。
2006年11月に誕生したばかりだが、すでに会員たちの総資産額が1兆円を超えたとあり、世間の注目を集めたゆかし。
主な交流の場がインターネット上の『SNS』であることや、入会金・年会費など全て無料であることなども、過去に無かった手法として様々なメディアで高い評価を受けている。
08年には代表の高岡氏が『富裕層はなぜ、YUCASEEに入るのか』を出版したところ、あっと言う間にベストセラーになり、世間の注目度の高さをうかがわせた。
会員構成の多くを、主に30代~40代の働き盛りで成長意欲も高い若手実業家や経営者が占めることから、富裕層の中でも特に『情報』と『人脈』を求める人々にとって、とても魅力的なコミュニティのひとつとして定着しつつあるようだ。

世界の一皿2009.12.08テレビ東京系にて放送
51階の飲食店が特集され、シェフの紹介や、歴史や文化などのバックボーンなどが放送された。
Tokyo Chefs Association 協会HP
六本木ヒルズクラブの副総料理長をピックアップ。フォアグラステーキのレシピと、料理への思いを紹介。
25ansウエディング 2006春号/雑誌
『六本木ヒルズクラブ』でかなえる羨望のナイトビュー・ウエディングと題し、オーダーメイドウエディングを紹介。
六本木ヒルズクラブのある森タワー51Fは、クラブ会員ではなくても同伴すれば利用できる事から、意外にもクラブの利用経験者は多い。
景観やコース料理などをブログにアップしている人も多いため、容易にイメージすることが可能だ。敷居は想像ほど高くない。
メディアでは『クラブ』よりも、クラブの価値のひとつである『料理』に注目が集まっているように見受けられる。
51Fに入る飲食店のシェフたちは皆、テレビ番組や雑誌などで頻繁に取り上げられているような一流ぞろい。
接待の場に選んでも外さない店ばかりなので、政治家からビジネスマンまで、連日、忙しい会員たちが利用しているようだ。
同じ森ビルが運営する最高級会員制クラブ『アークヒルズクラブ』のカジュアル版といった認知のされ方が一般的と言える。

ゆかしは、会員の品位を保つため、入会審査が厳しいことが有名だ。しかし入会出来れば、超一流ヘッジファンド情報や、本当に満足できる高級レストランなど、富裕層にとってかなり有意義で実用的な情報を手に入れることができる。会員同士の交流も、SNSの利用や頻度の高いイベント開催により、かなり密に行われている。アブラハムグループ・ホールディングス代表の高岡氏著の『富裕層は、なぜゆかしに入るのか』にも会員たちの生の声が多数描かれているが、貴重な情報と幅広い人脈を手に入れたい富裕層にとって、ゆかしは待ちに待った存在なのだ。

『セレブ御用達』のイメージが定着している六本木ヒルズ森タワーの中でも、さらに限られたメンバーしか入れないフロアを利用できるという特別感を感じることが出来るのは嬉しいポイントだ。平日には接待や会議などに利用する人がメインで、休日には家族連れが多く利用している。近場で自由に使えるラグジュアリーな場として、利用価値は高い。(会員だからと言って飲食代がタダになるわけではなく、高級料理の通常価格程度は支払わねばならないが…。) 岩田智也氏著の『六本木ヒルズの若手社長たち ~21世紀勝ち組企業家たちの新・哲学~』はまさにヒルズクラブを利用するヒルズ族たちの姿がかいま見える。

ゆかしは資産運用などの実用的な情報を手に入れられることや、会員同士の意見交換や交流イベントがさかんで、自然と富裕層コミュニティを形成できることが大きなメリットだ。本音で語り合える仲間を作れることは、数々の会員がゆかしに入会してよかった点に挙げている。自分たちのレベルにあった最新の情報をいち早く手に入れることができる、またそれについて、品格を保障されたメンバーと心ゆくまで語らうことができる。孤独になりがちな富裕層にとって、これほど嬉しいコミュニティはなかなか無いのではないだろうか。
六本木ヒルズクラブは、特別な空間の利用権を得ることが出来、また国内外の様々な施設で会員割引が効くことがメリットと言える。各界の著名人とフロアを共有することもたびたび起こる嬉しいサプライズだ。
とはいえ、『特別な場』が欲しいというのなら、六本木ヒルズクラブに決め込む必要性は少々薄く感じられる。ヒルズ近辺に住んでいるなら抜群に便利で価値があるクラブだが、そうではないのであれば、東京には他にもたくさんの素晴らしいレストランやバーが存在するだろう。ステータスならゆかしでも十分得ることが出来る。
といったわけで、今回はゆかしに軍配を上げたいと思う。
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